ネタ探しも、チーム作成にも、企画立案にも人脈が命!
Sansan・日比谷(以降、Sansan):雑誌の編集の仕事は、どんなことをするのですか?
星野さん(以降、星野):どんな誌面にするかの企画を立て情報を集め、ライターやカメラマン、デザイナーなどに依頼をして誌面を作り上げていく仕事です。ネタを探す時には、読者と自分が近い時は自分の生活の中から考えますが、そうでないときは、類書を読んだり、アンケートをとったり、読者がいる場所に出かけたりしてひたすら調査をします。
Sansan:編集者の仕事は、人との繋がりが非常に大切だと聞いたことがあるのですが、星野さんは何年も前にご縁のできた方とお仕事をすることはあるのですか?
星野:もちろんあります! 一度ご一緒した方はいつかまた一緒に仕事をしたいと常に思っています。また仕事を依頼するだけではなく、たとえば企画を立てる時にも人間関係は非常に重要だなと思っています。たとえば企画用にアンケートを行なうときも、人づてでお願いすることがありますし、ネタを探す時にも周りの人に聞くこともあります。
Sansan:編集のお仕事は、人間関係を円滑にすることが非常に重要そうですね。人間関係を円滑にするために星野さんが心がけていることはありますか?
星野:お願いごとがあったり、お詫びをしなくてはいけないことがあったりする場合は、即座に電話で連絡をするようにしています。便利だから、お伝えしにくいからとメールだけでやりとりしていると、心が伝わらなくなる気がしています。またお詫びの際は嘘を絶対に言わないこと。これが大切かなと思います。
Eightはオシャレ名刺のデータ読み取りもバッチリ!
Sansan:名刺管理を始めたのは転職がきっかけと聞きましたが、そのときのことを教えてください。
星野:1月に今の会社に転職をしたのですが、前職でお世話になった方に転職のご挨拶をしようと思ったんです。その段階で名刺は500枚くらい持っていたのですが、名刺管理はアナログでファイリングするくらいしかしていませんでした。そこで、この機会に名刺をデータ化しようと、2万円くらいの名刺ソフトを買ったんです。
Sansan:どんな名刺ソフトだったんですか?
星野:名刺をスキャンすると、機械が文字を読み取ってデータ化してくれるタイプのソフトでした。自動で入力してくれるのは楽だと思って使ったのですが、実際に使ってみたら間違ってデータ化されることが多くて困りました。メールを送っても細かい部分が間違っているから戻ってきてしまうんです。だいたい2/3くらいのデータが間違っていたので、スキャンした名刺を見直して、データを直すという地道な作業が大量に発生しました。
Sansan:それは大変でしたね。
星野:そうなんです。デザイナーやカメラマンなど、クリエイティブ職の方々の名刺は文字が斜めだったり、定型サイズじゃなかったりしてオシャレなものが多いんです。でも、オシャレだと機械が文字を読み取るのが難しいのかもしれません。
星野:はい! Eightの読み取りの精度はすばらしいと思います。まったく間違っていないので、本当にありがたいですね。データの取り込みも、スマホで撮影するだけだから手軽ですし。
Sansan:Eightの情報の読み取り・入力は、人力で行っていますからね。文字が見える状態でデータを取り込んでいただければ、定型サイズではない名刺も、文字が斜めに印刷された名刺も、問題なくデータ化できます。
星野:2万円もしたソフトが何だったのかと思うほどです。無料でここまで使えるのは本当にすごいですね。
名刺をデータ管理していると仕事が効率的に行なえる!
Sansan:名刺をデータ化して管理し始めて、何か変わりましたか?
星野:以前はいただいた名刺を職業別にカテゴリー分けして、紙ベースで管理していました。でも、職業別に管理しようとすると、デザイナー兼カメラマンの方など分類しにくい方もいて、名刺検索に時間がかかっていました。その点、データ化するとお名前や会社名などですぐに検索ができるので便利ですね。
また、編集者同士だと「あの誌面で依頼していたイラストレーターさんを紹介して」などと人を紹介し合うことがよくあります。でも、いざ連絡先を教えてもらう時に「この名刺の山の中のどこかに入っているから」と言われて膨大な名刺の山を渡されたりすることもあったり(笑)。データ化をしていると名刺を探すのに無駄な時間をかけずにすみますね。
Sansan:Eightを使って、何か良かったことはありますか?
星野:数人で、とある企業を訪問した際、担当の方が何人かいらしゃったことがありました。その企業に再度訪問する際に、事情があって事前に担当の方々のお名前を名刺で確認できなかったんです。名刺ファイルを持ち歩いている人はいないし、担当の方々のお名前を思い出せなくて、一瞬みんな凍り付きました。でも、私はEightで登録をしていたので調べることができて、ことなきを得たことがありました。いただいた名刺がすべてスマホに入っているのってとても安心感がありますね。
また、お願いごとやお詫びをする必要が出た時はすぐに電話をしているのですが、出先から簡単にお電話ができるのが非常に便利です。
Sansan:Eightが役に立ってうれしいです。ところで、Eightへのデータの取り込みはどのように行なっていますか?
星野:最初に名刺をデータ化したときは、スキャンスナップを利用しました。そのあとはこまめにデータ化したいと思っています。朝、少し早めに出社しているので、理想は出社後すぐに机の上を片付ける時に、毎日少しずつデータ化していくことです。
Eightはどんどん進化していくところが良い!
Sansan:星野さんはEightを「これが名刺管理の決定版」と惚れ込んでくださっていると聞きましたが、どんなところが良いと思っていただいていますか?
星野:以前、Eightでは取り込んだ名刺を拡大してみたい時に、ワンクリックでは拡大できなかったのですが、今は拡大できるようになりました。また、名刺の検索も名前でも会社でもできるようになりました。このように機能が日々進化して、どんどん使いやすくなっていくところが大きな魅力だなと思います。
また、私はお会いした人を忘れないように名刺によくメモを書くのですが、Eightはスマホで写真を撮ることでデータを取り込むので、書いたメモもきちんと残しておくことができます。そこも好きですね。もちろん、データ化されたものの正確さも好きですし、スマホに名刺を全部入れられるのも好きです。
Sansan:ありがとうございます! Eightがますます使いやすいものになるように、研究していきたいと思います。今日は貴重な時間をありがとうございました!
【編集者星野さん流人脈術・まとめ】
・編集職には人脈が命。人間関係を円滑にするためには依頼やお詫びの連絡は必ず電話で行なう
・名刺を探す手間を省き、円滑に連絡をするために、名刺をデータ化する
・お名前や連絡先がいつでもどこでも確認できるように、Eightを活用してスマホに名刺をすべて入れて持ち歩く
・お会いした人を忘れないように名刺にメモを残す